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「がく然」という言葉の意味を解説!
「がく然」という言葉は、何か突然起こった出来事や驚き、驚愕などで、どうしていいかわからずに固まってしまうさまを表現する言葉です。
何か予期せぬことが起こって思考停止状態になったり、驚いたりして、言葉も出てこなくなるような状況を示します。
「がく然」という言葉の読み方はなんと読む?
「がく然」という言葉は、「がくぜん」と読みます。
音読みの場合、『学』の「がく」と『然』の「ぜん」が合わさる形となります。
「がく然」という言葉の使い方や例文を解説!
「がく然」という言葉は、非常に驚いたり、困惑したりする様子を表現するために使われます。
例えば、試験で思ったような結果が出ず、がっかりしてしまった場合、「試験の結果を見て、がく然とした」と表現することができます。
また、友達から突然のプロポーズを受けて驚き、言葉も出てこなかった場合、「友達のプロポーズにがく然としてしまった」と言えます。
「がく然」という言葉の成り立ちや由来について解説
「がく然」という言葉は、元々は中国の詩経(し・きょう)に由来しています。
詩経は古代中国の詩集で、その中の一篇「邛(せい)」の中に「我が車は邛(せい)の道を使って行く。
驢(ろ)馬は躓くが如く、心はまたがく然とする」という表現があります。
ここでの「がく然」とは、心が驚きや驚愕で一瞬で固まってしまう様子を表現しています。
「がく然」という言葉の歴史
「がく然」という言葉は、日本では平安時代以降、文学や詩に多く見られるようになりました。
その後、江戸時代になると「感じ」「暗然」「凄然」と共に、日本独自の表現として定着しました。
現代では、驚きや困惑などを表す表現として幅広く使われています。
「がく然」という言葉についてまとめ
「がく然」という言葉は、予期せぬ出来事や驚きによって心が一瞬で固まる様子を表現する言葉です。
その成り立ちや由来は古代中国の詩経にあり、日本では平安時代以降から広まりました。
現代でも、驚きや困惑を表す表現としてよく使われています。