言葉の意味

「万策尽き」とは?意味や例文や使い方や成り立ちについて解説!

「万策尽き」という言葉の意味を解説!

万策尽き」はその意味通り「全ての計略が使い尽きる」という意味と読まれています。

人が抱える難問に対して、ためらわず行動できる方法を多く発案しながら、自らに有利な解決策を見つけようとするとき、結果、解決できず、「全ての計略が使い尽きた」という状態になることを「万策尽き」と表しています。

「万策尽き」という言葉の使い方や例文を解説!

「万策尽き」という言葉を使う場面では、例えばどうしようもない局面にすぎない時や、全ての方法が失敗して、それを表現する2文字言葉を使います。

例えば「私は何をしてもうまくいかないので、万策尽きです」「あまりの悩みの量に万策尽きだ」などと使うことができます。

「万策尽き」という言葉の成り立ちについてを解説

「万策尽き」という言葉の成り立ちとしては、中国古典『三国志』において、赤壁の戦いで曹操が諸葛亮を嬴政に仕官させた時に曹操が、諸葛亮に対して「万策尽きを教えてくれ」と言ったことから、それが「万策尽き」として知られるようになりました。

「万策尽き」という言葉の歴史

「万策尽き」という言葉の歴史は古く、776年から893年の時代に中国の文学者・書家・政治家・水利教育家である賈詡が書いた『賈詡集』でも、「万策尽きを云わせて悩めた曹」などという例文が存在することから古くはから使用されていた経緯があります。

「万策尽き」という言葉についてまとめ

「万策尽き」は全ての計略が使い尽きたことを表す言葉で、中国の賈詡による『賈詡集』から存在の経緯があり、例えば「私は何をしてもうまくいかないので、万策尽きです」などと使うことができます。

万策尽きというような言葉を用いた表現は、表情や表現の幅を広げるのにも役立ちます。