言葉の意味

「口々に」とは?意味や例文や読み方や由来について解説!

「口々に」という言葉の意味を解説!

「口々に」という表現は、多くの人が同じように言ったり、同じ意見を述べたりすることを指します。

「みんなが一斉に話す」「皆で応援の声を出す」などの意味合いがあります。

ある事に対して人々が積極的に発言し、それが続いている様子を描写する際に用いられる事が多いです。

「口々に」の読み方はなんと読む?

「口々に」の読み方は、ふつう「くちぐちに」です。

ですが、一部の方は「こうこうに」と読むこともあります。

一般的には「くちぐちに」がよく使われる読み方ですので、注意が必要です。

「口々に」という言葉の使い方や例文を解説!

「口々に」という言葉は、人々が集まっている場面や、共通の意見や感想を持つ場面で使われることがあります。

「試合の応援歌を口々に歌う」「新商品の良さについて口々に話し合う」など、みんなが一斉に発言したり、声を出したりする様子を表現する際によく用いられます。

「口々に」という言葉の成り立ちや由来について解説

「口々に」の成り立ちは、語源的には「口」と「々(どの)」、「に」の組み合わせです。

人々が口を使って何かしゃべるときに使われ、その言葉がどんどん広まっていく様子を意味します。

「口々に」は江戸時代から使われており、古くから使われ続けている表現です。

「口々に」という言葉の歴史

「口々に」という表現は、平安時代の歌謡曲や語り物などにも見られます。

また、室町時代には文学作品にもよく使用されていました。

江戸時代以降、世間での一般的な言い回しとして広まり、現代でも広く使われています。

長い歴史を持つ表現であり、日本語のイメージにも深く根付いています。

「口々に」という言葉についてまとめ

「口々に」という表現は、多くの人が同じように発言したり声を出したりする様子を表す言葉です。

「口々に」は「みんなで一斉に」「一同が一致して」といった意味合いで使われます。

日本語の長い歴史の中で広く使われ、多くの人に親しまれてきた表現です。