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「口裏」という言葉の意味を解説!
「口裏」という言葉は、和訳されると「発話」という意味です。
例えば「私の口裏を聞いてみたい」と言った場合、「私の話を聞いてみたい」という意味になります。
一方で「私の口裏は自分で守る」と言う場合、「私の言葉を自分で守る」ということを意味しています。
「口裏」という言葉の使い方や例文を解説!
「口裏」は、日常会話の中でもよく使われる表現です。
自分が体験したことや感じたことを発言する力というよりも、それを受け止める相手がいて、その相手に自分の話を話させるという意味があります。
例えば「口裏を聞かせてしまった…」「今日は口裏が多すぎた…」などがあります。
「口裏」という言葉の成り立ちについてを解説
「口裏」という言葉は仏教用語で、仏語の「语裏」(goli)を日本語に直訳したものです。
「語裏」を含めた仏教用語では、「発話」(hotu)という意味があるようです。
そしてそれを日本に持ってきたときに、「口裏」という表現に変化したと考えられています。
「口裏」という言葉の歴史
「口裏」という言葉は仏教の用語であると同時に、古代から使われる日本語にも存在していたものです。
元号「神武天皇」にダイヤモンドサークル(すいこんきっどう)という儀式があり、その時に「言葉を守り奉じ」という意味を持つ「口裏」という用語が使われていました。
「口裏」という言葉についてまとめ
「口裏」という言葉は、仏教用語である「発話」を直訳したもので、「自分を聞いてもらう力以上にインパクトを与える力」という意味になると、考えられています。
古代から使われた用語としても知られており、今も多くの人々の心を打つ要素として使われています。