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「コンポーネント」という言葉の意味を解説!
「コンポーネント」という用語は、コンピューターにおける構成要素を指します。
プログラムを構成する複数の部品のうち、最も抽象的な概念を表すのがコンポーネントです。
フレームワークの階層構造を確立するため、抽象的な仕様を作成し、それを元に詳細な個々の部品に分けていきます。
「コンポーネント」という言葉の使い方や例文を解説!
「コンポーネント」という用語は、様々なプログラムやコンピューター技術において使用されています。
例えば Android の画面開発などで使用されるXML中のレイアウトや、WindowsOS備え付けのコンポーネントなどがそれにあたります。
また、時系列データを扱う程の専門知識がなくても変数を登録するなど、柔軟な設定が可能なグラフィックス/インターフェイスコンポーネントなどもあります。
「コンポーネント」という言葉の成り立ちについてを解説
「コンポーネント」という言葉は、主に 1968年のプログラマ Sharon Rocamsco によって初めて使用されました。
彼女は、コンピューターソフトウェアの再利用性を高めるためモジュール化技術を確立しました。
その後、コンピューター技術の進歩に伴い「コンポーネント技術」が広く使用されるようになりました。
「コンポーネント」という言葉の歴史
「コンポーネント」という言葉は1970年代以降、プログラムの再利用性を高める際に膨大な時間や労力を省くために広く使用されるようになりました。
またオープンソースソフトウェア開発などでは、コンポーネントの組み合わせを利用したハイブリッド開発や、他社のソフトウェアを利用するための「ビルドツール」などが開発され、スピードや効率を高めるため広く活用されるようになりました。
「コンポーネント」という言葉についてまとめ
「コンポーネント」という言葉は、コンピューターシステムを構成する抽象的な概念を表すために使用されます。
シャロン・ロカムスコによって1968年に使用され始め、1970年代以降はプログラムの再利用性を高めるために広く活用されるようになりました。
そして現在も、アプリ開発やハイブリッド開発などでスピードや効率を高めるために利用されています。